この国は今、資本主義社会です。
このことを知らない人は少ないと思います。
ただ、本質的な意味合いを考えている人は少ないのかもしれません。
資本主義社会であると言うことは、労働主義社会では無いと言うことです。
当然ですが。
これは、資本家が社会の中心であり、労働者が中心では無いという意味になります。
ここに善悪や正誤は関係ありません。
この国が、そうしたシステムを導入していて、そのシステムが世界的に比較的よく稼働しているに過ぎません。
よって、労働者という側面しか持たない人は、今のこの国では中心にいることはできません。
残念ながら、そういうシステムなのです。
勤労が美徳であると小学校の道徳で教えていますが、本来、資本主義社会はそういう仕組みでは無いのです。
そのため、労働者という側面しか持たない人は、この国では幸せになりにくいのです。
現実と付き合わせてみていただいても、この点は理解いただけるかと思います。
では、どうしたらいいか。
方法は簡単です。
今すぐ資本家になればいいのです。
とはいえ、株を買えとか、起業しろとかそんな難しいことではありません。
資本家の本質とは何か、
それは、
資本家とは自分のビジョンに投資する人
なのです。
逆に、労働者の本質は、
労働者とは他人のビジョンに投資(労働力を提供)する人
です。
ですので、自分のビジョンがあり、その実現のために投資をしていれば、どのような立場であれ、それはすでに立派な資本家なのです。
逆に、自分のビジョンが無く、自己投資もしない人は、どのような立場であれ、労働者でしか無いのです。
どちらの生き方を選ぶのも、もちろんその人の自由です。
ただ、今、この国は、資本主義社会であり、この先も当面それが変わることは無いのです。
このことは、しっかりと認識した方がよいと思います。