人間にとって、時間とは何でしょうか?
すべての人には寿命があります。
寿命は、それぞれの人に与えられた生きていられる時間だと言えます。
生きていられる時間がなくなると、人は死を迎えます。
残り時間がなくなると、その人の命は絶えるのです。
ということは、時間は命そのもの。
命はすなわち時間だと言えます。
たとえ一分であっても、一分分の命です。
一秒であっても、一秒分の命なのです。
この観点から考えてみますと、時間の優先順位がおのずと決まってくると思います。
例えば、下記のような人生において重要な他の事項と比較してみます。
・空気
・食事
・お金
・健康
・家族
・信頼 などなど
すべて、命あってのものだということが容易に解ります。
ということは、命である時間が他のすべての重要事項よりも重要であると言えるでしょう。
よって、人間にとって時間は、他の何とも比較にならないほど重要な要素だと言えるのです。
逆に言えば、時間を無駄に使うと言うことは、命を無駄に使うと言うこと。
これは、自分の時間であっても、他人の時間であっても同様です。
お金や健康や信頼は後から取り返すことがいくらでもできますが、時間だけは取り返しがつきません。
人生において最重要事項である時間を無駄に使っていては、人生をより良くすることは不可能だと言えます。