テレビドラマ半沢直樹が大きな話題になっています。
一番の話題は「倍返し」と「結末」
賛否呂論が巻き起こっていますね。
この、「倍返し」と「結末」をこの宇宙の原理原則から考えてみたいと思います。
まず、倍返しですが、これは、明らかに宇宙の原理原則に反してしまっています。
反しているのは、作用反作用の法則と、エネルギー保存則。
受けたエネルギーと同じエネルギーを返すのがこの宇宙の原理原則。
復習で2倍返してしまうと、増えた分は自分に返ってきてしまいます。
その結果が「結末」だと思います。
大和田常務が降格で済んだのに対し、半沢は出向。
増やしてしまった分の恨みが自分に返ってきた結果だといえます。
では、どうすればよかったか。
「倍返し」ではなく、「1倍返し」にすればよかったのです。
そうすれは、宇宙の原理原則に反することはありませんでした。
おそらく、「結末」も違ったものになっていたでしょう。
あと、さらにいえば、何かされて返さないのも宇宙の原理原則に反しています。
いやなことをされたら、いやなことを返さないとだめです。
ドラマでたとえると、大和田常務は、多くの人にいやなことをしてきましたが、だれもそれを返さなかったため、誤った成功体験を積み重ねてしまったのです。
半沢がきちんと返したことで、やっと誤った方法であったことに気づき、自らをただすことができたのです。
このように考えると、いやなことをされて我慢することは、宇宙の原理原則に反していることが理解できると思います。
与えたものが返ってくる。
そして、与えられたものを返す。
宇宙の原理原則はきわめてシンプルです。