ミスや失敗をしたとき、どのように捉えるかによって、セルフイメージは大きく変わります。
ミスや失敗をしたとき、自分を責めてしまうと、セルフイメージは下がります。
ミスや失敗をしてしまうだめな自分というイメージを自分にすり込むことになるからです。
ではどうしたらいいか。
セルフイメージを下げないためには、ミスや失敗をしたとき、「自分らしくなかった」と捉えるのです。
先日、イチローが、日米通算4000本安打を記録した際、インタビューで次のように語っていました。
「誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」
イチローは8000回の失敗と向き合い、それでもセルフイメージを維持し続けることができたいう事になります。
4000回の成功よりも、8000回の失敗に向き合えたことの方が誇れるというのは、実に示唆に富んでいる言葉だといえます。