多くの神社でご神木となっている杉の木。
伊勢神宮参道のご神木も、その多くが杉の木です。
また、こちらの写真は恵那神社の夫婦杉。
岐阜県の天然記念物にも指定されている推定樹齢 600~800年の巨木です。
他にも杉の木をご神木としている神社は日本国内に多数存在しています。
実は、杉の木は日本にしかない日本固有の木です。
そのため、杉の木の学名「Cryptomeria japonica」には日本を意味するヤポニカ(japonica)が入っています。
では、「Cryptomeria」はどういう意味かと言いますと、「隠れた財産」という意味を持っています。
すなわち、杉の学名「Cryptomeria japonica」は、「隠された日本の財産」を意味しているのです。
なぜ急に杉の木の話をしているのかと言いますと、元旦の投稿の2015年は「木」がテーマとなるの続きでもあるのですが、特に今年は杉の木がテーマになる可能性が高いと考えているためです。
まず、杉の木は、日本に最も多い木です。
また、おそらく、最も神社のご神木とされている木だと思います。
木がテーマであると考えたとき、最も身近に思いつくのが杉の木ではないかと思います。
そして、明日から始まる今年のNHK大河ドラマの主人公の名前が「杉文」なのです。
杉文は、吉田松陰の妹。
察しの良い方はおわかりかと思いますが、実は吉田松陰の元の姓も「杉」。
吉田家に養子に入るまでは、杉姓で、当然ですが、両親は杉姓の杉家だったのです。
元杉姓の吉田松陰は、松下村塾をひらき、地元にいた身分の低い町民達の中からそれこそ「隠された財産」を見つけ出した人だと言えると思います。
主人公が吉田松陰では無く、あえて、無名の「杉文」であることも、偶然とは思えません。
今年のテーマとして、
自分の中の隠された財産を見つけること。
も挙げられるのではないかと思います。
私も、ちょうど、「自分の中の隠された財産を見つけること」をテーマにしたメールマガジンを、今年から配信しようと考えていたところでした。
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ありがとうございました。