最近ネット上などでもよく見かけるようになった「花が咲く目的」という話があります。
簡単に紹介いたしますと、
花は何のために咲いているのか?
その目的を考えてみたときに、
地球上に咲く花で、人の目線より低い花は上を向いて咲き、
人の目線より高い花は下を向いて咲いている。
ということは、花が咲くのは、人に見せるということが目的なのではないだろうか。
というような話しです。
これはとても興味深い考え方だと思います。
このような見方で世界を眺めてみますと、いろいろな事実に気づかされます。
たとえば、みかんやりんごやバナナなどの果物。
それぞれの果物が今のサイズの1/100や100倍だったとしたら、人が食べるには適さなかったでしょう。
また、重さが10倍だったら、手で持って食べられなかったでしょう。
みかんやバナナの皮が10倍堅かったら、手でむくことはできなかったでしょう。
みかんの房が分かれていなかったら、食べにくかったでしょう。
果物の目的は、人に食べられるため、と考えてもよいのではないかと思えてくるような現実です。
更に言えば、地球全体の温度が、たった30度低かったり高かったりしたら、生物は死滅していたでしょう。
太陽の表面の温度は、約6000度と言われていますので、30度というのはたった0.5%の誤差ともいえる数字でしかないにもかかわらずです。
地球の温度は、太陽からの距離や地球の自転や公転の速度など、すべての条件を元に、絶妙なバランスの上に成り立った奇跡的な温度だといえるのです。
こうしてどんどん考えてみますと、宇宙が存在するのは人間のため、という考え方に行き着きます。
これが真実かどうかは証明する術が無いと思います。
ただ、そうした見方ができるようになると、世界の見方が変容します。
世界の見方が変容した瞬間、その人の人生自体も変容しています。
そして、より真実に近い見方を手に入れた方が、よりよい人生を歩めることは間違いないのです。