それは、フォーカスした対象を増やすという特性です。
例えばよく言われるわかりやすい例では、新しい車を買ったとたん、町中にその車が増えるという現象。
もちろん、実際に物理的に車が増えたわけではありません。
単に自分のフォーカスが変わっただけです。
しかし、本人の体感としては、確実に、その車が増えたと実感していると思います。
これが、人間の持つ、フォーカスした対象を増やすという特性です。
この側面で、人間は、増幅装置であるとも言えるわけです。
この増幅機能を応用すると、得たい状態にフォーカスすることで、それを増やすことが可能になります。
目の前の幸せや豊かさにフォーカスすることで、それを増幅させることができるのです。
究極的に見れば、すべての現象や物事はすべて中立です。
善悪・正誤・美醜はその人の解釈でしかありません。
そのなかで、幸せや豊かさにフォーカスすることで、得たい結果や感情を増幅させることが可能なのです。
自分自身が持つ増幅機能を、自分を満たすために利用できるかできないか。
これだけのことでも人生は大きく変わってきます。