15年前、ビルゲイツが感染症予防のために数百億円を寄付したときはピンときませんでしたが、時を経て、超天才の危惧していた未来が現実のものになろうとしているようです。
ビルゲイツの考えが正しければ、今後、国力は武力ではなく、抗感染症力のようなもので測られることになりそうです。
こうなった場合、控えめにみても日本は、文化的にも技術的にも世界トップレベルにいると思います。
例えば、挨拶にハグや握手やキスが必要な世界の国々と比較して、会釈と笑顔で完結する日本の文化は、それだけでも頭一つ抜けていると思います。
また、日常的に穢れを避ける日本人の精神性も、抗感染症に効果大だといえます。
こうした文化や精神性は、一朝一夕にできるものではありません。
今後、数年おきに感染症が流行するような世界になった場合、日本に生まれてよかったと思う人は増えそうですね。